2024-10-04
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医療業界の今後の動きを予想!日本の医療のカギは「医療DX」?

この先、労働人口は減り続けると、人手不足が解消される見込みはないでしょう。
人材が育たない、優秀な人が辞めていく、新しい人が入ってこない…。これは今後の医療業界が抱える深刻な問題です。
さらに、急速に進み続ける超高齢化社会によって、これからも医療ニーズは高まり続けます。
医療サービスを必要とする人はどんどん増えるのに、サービスを提供する側は減り続けます。
この八方ふさがりに見える医療業界の未来を打開する手立てとして、今注目が集まっているのが、最新のテクノロジーを使って業務を効率化する取り組み「DX」です。
医療DXすなわち、医療現場におけるデジタル・トランスフォーメーションへの取り組みが今後、活発化してくるでしょう。

医療DXとは、具体的には便利なITツールで業務を効率化したり、さまざまな情報をクラウドで一括管理したり、会議やミーティングのオンライン化など、面倒な業務を便利なツールにして業務の枠組みごと変えようという取り組みです。
一般企業ではどんどん実践されていますが、医療現場では今のところ全くといっていいほど浸透していません。
医療サービスを提供する医療従事者たちが、これ以上疲弊しないように、働く人が減っても医療のクオリティを落とさないためにも、医療DXへの着手が急務なのです。
医療業界全体で具体的な導入時期や導入方法を検討しなければいけない時期にきています。
今後、アナログ化からデジタル化への移行が進むことが期待されています。